飲食店のようなお客さんがいる業種の場合、業務的な会話はお客さんの耳に入っても失礼がないように従業員だけに通じる用語を使うところも多いですよね。しかし、同じ業種でもお店によって使う用語がけっこう違うもの。そこでアルバイト先で使っている業界用語・隠語を聞きました。
(LINEバイト MAGAZINE編集部調べ)
■居酒屋では「“5番さん”、来ました」と合図
「バイト先のレストランでは『5番さんが来ました』とスタッフ内で声をかけています。“5番さん”とは、ゴミの回収業者のこと。うちのバイト先では、営業時間中にゴミを業者さんが回収しに来てくれるので、お客さんにバレないようにそう言っています」
(20歳/女性/居酒屋のホール店員)
数字の隠語を使っているアルバイト先も多いのではないでしょうか。とはいっても「うちでは『5番に行きます』と言うと、休憩時間に入ることを指します」(24歳/女性/アパレル販売)という声も。その数字が何を指すかは、お店によって変わってくるようです。
■飲食店で“デシャップ”の仕事を担当
「レストランでのバイト初日、いきなり先輩から『今日は“デシャップ”の仕事をやってもらいます』と言われました。なんのことかわからず、『いつデシャップの仕事をやるのだろう』と思いながら、料理を出す仕事を手伝っていたらその日の業務は終了。あとからデシャップが料理を出す場所のことを指すことを知り、恥ずかしかったです」
(21歳/男性/厨房・キッチン)
デシャップは飲食店で全般的に使う用語。バイト内で当たり前のように使っていると一般的な言葉だと思ってしまいがちですが、聞いたことがない人にとっては何のことだかわからないですよね。
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■イベント中に“アイドルタイム”
「イベントスタッフとして派遣された会場で、業務の説明を受けていたときのこと。担当者から『アイドルタイム中でも気を抜かないように』と注意がありました。『今日のイベントにはアイドルも来るのか』と思って楽しみにしていたら、お客さんが少ない時間のことを指すのだと知りました(笑)」
(22歳/男性/イベント・キャンペーンスタッフ)
英語で「アイドル」は、時間が空いている状態を指します。ただ、イベント開催時のタイミングで「アイドル」というと本当にアイドルが来ると勘違いしてしまいそうですよね。
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■塾講師内では生徒のレベルを用語化!?
「うちの個別指導の塾では、生徒を固定で持って教えているのではなく毎回違う講師が教えるようにしています。そのため、講師の間で生徒の情報共有は必須。生徒の情報をパソコンでリストにしていて、学力のレベルは「赤・黄・青」と3段階評価のランクで記入。誰かに見られたときに備えて、一応直接的な数字は書かないようにしています」
(21歳/女性/塾・家庭教師)
生徒の学力テストの結果などは機密情報。パソコンなどデータ上で管理している場合にも、流出などのリスクを考えて隠語を使っていることもあるそうです。
飲食店に限らず、人と接する仕事では業界用語や独自の隠語を使っているケースも少なくないようです。お客さんとして行った場所で耳慣れない言葉を店員さんが使っていたら、もしかするとそれは何かの用語なのかもしれませんね。あなたのアルバイト先にも業界用語や用語はありますか?
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